いゃー、面白い! やっぱりエヴァは面白い! 3回観ました!
「破からは変わる」とは聞いていましたが、本当に大胆に変わっています。「破」は「破壊」の破とも言われているようですが、その通りですね。まさにスクラップ・アンド・ビルド=再構築と言っていいと思います。しかし、それはエヴァそのものであり、エヴァの面白さは少しも変わっていない。つまり違和感がないのです。これは凄いことです。 ガンダムにしても劇場版にしてしまうと何かしっくりこない所があったりするのですが、それが全然ない。やはり「エヴァ=庵野秀明さん」ということなのでしょうか。
※例によって以下はネタバレを含みますのでご注意ください。

映画の冒頭から新キャラ、
真希波・マリ・イラストリアスが、仮設5号機に乗って登場するし、アスカの名前が、
式波・アスカ・ラングレーに変わって3号機に乗ってしまうし、レイがシンジに明らかに恋愛感情を持ってしまうし、最後にはカヲルが謎の6号機に乗って現れるし...

いやー、凄いわ! そして、TV版では空母に乗ったリュウジが胎児状アダムを運んでくるのですが
「ネブカドネザルの鍵」という謎の物体で、それをゲンドウに渡します。これは何なのか? 一見するとアダム胎児の脊椎のようにも見えるし、セフィロトの樹の原型みたいにも見えるし...
とにかく次回への伏線を残しつつ、本筋を外さない構成はお見事です。次の「Q」が楽しみです。