21日(木)に、「109シネマズ広島」へ「スター・トレック」の試写会に行ってきました!
6人で応募して当たったのが3枚。1枚で2人行けましたので、「特撮夜話」で募集をかけました。当日はあいにくの雨模様でしたが、何とか全員集合して見ることが出来ました。

STファンとしては不満な点やツッコミ所が沢山ありましたが、映画自体はスピーディーで破綻もなく、すんなりと楽しむことが出来ました。特に各キャラクターをきっちりと描いている点には好感が持てました。エンタープライズのデザインも事前に見た画像より、実際の映像が違和感がなかったので許しましょう。全体的には、新しいSTの方向としては「あり」かなと思います。ただ、別次元のお話しとしても、ちょっと許せない点がいくつかありました。
※以下はネタバレも含みますのでご注意下さい。

1.カーク、マッコイ、ウフーラが同期であること。年も違うし、問題あり!
2.カークが戦艦に搭乗経験もないのに、いきなり艦長になってしまう!
正史では艦隊史上最年少の30歳で艦長になるが、それでも別の船で数年は経験を積んでいる。
3.スポックが感情を出しすぎている!
ウフーラにキスされて、それに応えるなんて絶対にあり得ない!
クイントはニモイを見習って、もう少しクールで抑えた演技をして欲しかった。
4.バルカン星を破壊するのは、ちょっとやり過ぎ!
如何にリ・イマジネーション作と言っても、次回に繋がらなくなってしまう。
ただし、旧映画版でスポックを蘇らせたようなウルトラCが準備されているなら良いが。
5.トランスワープ理論を使った転送というが、ST科学史的に問題がある。
トランスワープは、ヴォイジャーの時にボーグが使ったり、未来船が使ったりしている
数世紀先の技術であり、この時代に存在するのはおかしいし、スコットが開発したと
なると、その後の歴史と矛盾してしまう。
まぁー、他にもいろいろありますが、映画がヒットするのであればすべて許しましょう!